YATTA!すごい日本の葉っぱ隊のDASH島 上水道整備計画と初心にかえって全裸巨乳青識亜論のはじめの一歩
ここは表現王国のどこか。無人島DASH島。
さすがに往来で葉っぱ一枚になるのもどうかと思った葉っぱ隊員たちは、人目を気にせず心置きなく葉っぱ一枚になるために集団でDASH島に移住したのでした。
本土から遠く離れた無人島で人目を気にせず心ゆくまで葉っぱ一枚で遊びまわる葉っぱ隊員たち。適切なゾーニングができています。素晴らしいことですね。
ところでDASH島は無人島なので当然色々なものがありませんから生活をするのには大変です。廃屋になっていた舟屋を改修したりして少しずつ生活環境を改善していた葉っぱ隊員たちでしたが、ここにきていよいよ上水道の整備に取り掛かることになりました。
やっぱさ、水道いるよね?
水道作るってまずどこから?井戸?
こんにちは~。
そのようにして、葉っぱ隊員たちはまず井戸を掘り水源を確保し、汲み上げのためのポンプを作って設置し、水道管を繋いで舟屋まで引き込み、最後に蛇口を取り付けました。
いいね~。
やっぱさ、この真鍮の蛇口が味を出しててかっこいいよね。
あとはこれで蛇口をひねって水が出たら成功やな!
じゃ、リーダー。蛇口をひねってみなよ。
え?俺?ええの?
そう言って、いざ、葉っぱ隊のリーダーが蛇口をひねります。
スリー!ツー!ワン!
……。
蛇口を開けても水は出てきません。
あれ~、なんでやろ?
水道管繋ぐのどこかで失敗した?
どっかでゴミかなんか詰まってるのかな。
いや、ポンプかもしらへんで。設計図通りに作ったはずやけど、なんか間違えてたんかも。
あれかもよ。そもそも設計図が間違えてたのかもしれないよ?
まあ、なんにせよちょっと調べてみんと分からへんなーそこに表現の自由~~~!!!!と突然闖入してくる黒髪セーラー巨乳青識亜論!!!!!(デデッデッデデデ♪デデデデデンデン♪
ウェカトゥザロックローナーwwwwww
ウェカトゥザロックローファーwwwwww
ウィジャスタロックローマーアァンwwwwwwww
ウィジャスタロックローバーーンwwwwwwwwww
おれたちは道なりーにーwww走り続けて~きた~~wwwwww
クソコテだらけのTL(みち)を~wwwトバし続けて~いく~~~wwwwww
いくつもの棘をぬ~け~wwwwww論破し続けて~きた~~~wwwwwwwwww
腑抜け野郎ど~も~おおを~wwww 煽りつづけてぇ~いくぅ~~wwwwww
ながい~~wwwながい~~www リプを~~www 投げては~論破す~る~wwwwww
いまも~wwwwいまも~~~wwwww激しくぅ論破す~る~wwww
りば~~~てぃ~~~~~~!!!!!!(キラキラキラーン☆
きっと何者にもなれないお前たち葉っぱ隊に告げる!
え?え~?ええええ~~~~~?????
表現の自由じるしの設計図にミスはない!蛇口をひねれば水は出る!蛇口をひねるのだ!!!!(キラキラファーンとスカートが消え去る)
いや、ちゃうやん。いま現に出てへんやん?ていうことは、どっかになんか問題があるんやろ?それを探さな。
なんだと貴様!表現の自由じるしのポンプに設計ミスがあるとでも言うのか!(キラキラファーンとセーラー服が消え去る)
いや、別にそんな話はしてないやろ?でも現に水が出てこーへんわけやん?そらどっかに問題があるんやないの?
なるほど。飽くまで水が出ないと主張したいわけだな。しかし設計に間違いはない!蛇口をひねれば水は出る!(キラキラファーンとローファー靴下が消える)
だから出てない言うてるやろ!
では、なぜ水が出ないと考えるのか言ってみろ!!!(キラキラファーン)
そんなもん分かるかいな!ポンプの設計ミスかもしらんし、俺らの組み立てが悪かったんかもしらんし、設計図も組み立ても悪くはないけど水道管がどっかで破れてるんかもしらんやろ?それは見てみな分からへん。
ふふ~ん。つまり説明できないのだな?であればやはり水は出る!蛇口をひねるのだ!!!(キラキラファーン)
せやから出ーへん言うてるやろ!ここで!蛇口ひねって!水が出ない以上は!どこかでなんかがどうにかなってんの!!!!
おやおや、そんななにかは分からないけれどもどこかでなにかがどうにかなっているなんていう曖昧な話で論証ができたつもりか?ふふふ、馬鹿め!そんなことで主張が通るわけがなかろう!!!!
せ~や~か~ら~な~~~~?????俺は別に主張してるんやなくて!現に!事実として!蛇口ひねっても水は出ーへんの!つーことは、サムウェアでサムシングがハップンしてんの!事実として!サムウェアでサムプロブレムがハップンズだからそれをファインドしてソルブしていかなあかんの!DASH島はそうやってきたの!!!!
おのれ頑迷な野蛮人め!飽くまでも表現の自由じるしの設計図にケチをつけるつもりだな!ええい!ラチがあかん!こうなったらパンツレスリングで勝負だ!!!!
ルールは簡単、パンツ取られたら負け。
いや、パンツレスリングもなにもアンタとっくに全裸やんか!
説明しよう!最初からパンツを脱いでいればパンツレスリングでは無敵なのだ!!!!
ふふふ、それがどうした?かかってこないのか?ならばこちらからゆくぞ!とう!!!!!
ロックwwwwww ロックwwww ロッコーバージャパーンwwwwwwww
デデッデーデデデ デデデデデンデン♪ デェーーーーン♪
キチガイかな?
以上、全裸巨乳青識亜論の連載第二回でした。
はい、まえがきを書きたかっただけなので実はそんなに本文に書くことはありません。とりあえずツイーを引用しておきます。
いや「現行法で改正されていないからどこかにリスクやコストがある」じたいはそれで論証終了でしょ。そこから「じゃあどこにそれがあるのか」を探って行くべきであって「ない」と言い張られても困る
— 大澤めぐみ (@kinky12x08) 2015, 12月 12
わかりました。その場合、「無い」(もしくはモザイク愛好家の悲しみなど、改正後も市場原理によって解決可能なものである)という主張をする場合は、どういう論証をするべきなのでしょうか?
— 青識亜論 (@dokuninjin_blue) 2015, 12月 12
理論上、これで蛇口をひねればあとは水が出る、という状態で蛇口をひねっても水が出ない。つまり蛇口から水源の間のいずれかの地点においてなんらかの問題が発生していることが確実であると考えられる。この状態のことを「問題が観測された」と言います。「なんらかの問題がある」は、蛇口をひねって水が出ない時点で「観測された事実」です。
そして、こうした事実が観測された場合に次にしていくべきことは、当然、その「なんらかの問題」を特定していく作業です。水源を見に行って水がちゃんとあるかを確認する。ポンプを点検してちゃんと作動しているか確認する。水道管に破れや漏れがないかを確認する。蛇口に問題がないかを確認する。それでも原因が分からない場合には、あいまあいまで水道管を一度あけてみて、どこまでは水が来ているかを確認するとか、ポンプや配管の設計図じたいに問題がないかを検証してみる、などのよりつっこんだ調査も必要になってくるでしょうし、原因が複合的である場合にはより特定が困難になったりもします。ともあれ、対処をするためにはまず問題を特定しないことには、なにをするべきなのかも定まらないので話になりません。
これに対して青識亜論は、いや自分はどこにも問題はないと考えているので、それを論証によってないと主張する、と言っているわけですが、論証に観測された事実を塗り替えるような超常的な力はありません。どんなに理屈を捏ねても太陽は地球のまわりを回りませんし、丸い地球が平らになったりもしません。
まず、事実を予断なく観測し、観測された事実に基づいて次の対処を行っていくべきです。
今回の主張は以上です。以下は推測。
さて、青識亜論くらいにイッパシに頭良いキャラでやっているアカウントに、なんだってこんな基本的な話をなんでしないといけなくなるのか、という話なのですが、たぶんですけど競技ディベート屋根性が完全に身に染みて身についてしまっていて、完璧なディベート脳になってしまっているのではないかと推測します。
競技ディベートにおいては自分が思ってもいないことを別の立場にあえて立脚し論理立てて主張してみる、ですとか、事実として黒であるものをあの手この手で白であると理屈づけてみせる、などの手習いもなかなかにスリリングな遊びではあります。
まあでも、普通に考えて、現実の議論でそれをやったらただの不誠実なのは誰だって分かりますよね?
さて、一連の青識亜論を叩いてあそぼ!のコーナーの(おそらく)最初の第一歩目の踏み誤りであろうツイーを引用しておきます。
これはデビルトラックさんが正しいですね。
— 青識亜論 (@dokuninjin_blue) 2015, 12月 8
はい。デビルトラックさんみたいな分かりやすいあからさまにアレなアカウントが言っていることが正しいなんていうことは、基本的にはそうそうありません。ザクっと解説するとこの時のデビルトラックさんの指摘はたんに事実判断と価値判断を混同した詭弁、ないし誤謬だったわけですが、まあ当然のように間違えています。
「言明を、それを誰が発したかに依って判断するのは良くない。言明そのもので判断されるべきだ」というのはもちろんそうなのですが、デビルトラックさんぐらいに分かりやすくアレな人の口から出た言葉に自分が「なるほど」と納得してしまったのであれば、一度、その自分の納得は本当に正しいのかどうかをかなり強めに批判的に検証してみるのが安全側の判断というものです。それでもどうしても正しいと感じられてしまう場合には、万が一の可能性としてアレな人の口から正論が出た可能性も考えられます。
んで、なんでこういう判断ミスをしてしまうのかっていうのも、おそらくはディベート病が根源であろうと推測するわけですね。これに乗っかったら相手はどんな反応をしてくるんだろう?どういう球を返してくるんだろう?という欲求がムクムクと来て乗っかってしまうわけです。でもまあ、だいたいいつも間違えているほうに気安くベットすれば、だいたいはきっちりチップを持っていかれる羽目になります。
現実の議論というのは、ある前提に立ち論理的整合性が一貫していれば説得力がある、などということはなく、異なる前提に立てば論理的整合性が一貫した別の結論を導くのは当然のことであり、そうなってくるとこれは論理的整合性ではなく前提と前提のぶつかり合いでありますから色々な駆け引きが必要になってきます。
利害闘争、政治ゲーム、感情ゲーム、プレゼンゲーム、などなど、まあ名前はなんでもいいんですが、勝利条件が個々に異なる複数のゲームが同じ「議論」という語で指示されているので、一概に「議論」といっても、いま自分がやっているのはなんのゲームなのかを見極めてそのゲームに勝っていく必要があります。
ところがこの青識亜論という人の中では議論というのは競技ディベートのことなのですね。わたしはこの立場です。あなたはその立場です。さあ、あなたがアレコレして完璧に詰んでくるまでわたしは絶対に認めないのでかかってきなさい、と、こういう態度なわけで、これは完全に競技ディベートです。頭こねこね体操が好きな人にとっては良い遊び相手になりますが、現実になにかの役に立つというタイプの人間ではありませんから、放っておいたほうが良いでしょう。好きにさせておけば悪さはしない。森が豊かな証拠だ。
ちなみに本物川も同じタイプです。
以上です。